Kite/カイトの豆知識
オリエンタル&アーバンのカイト柄(ランチョンマット、テーブルランナー、フロアマット)
トップブランドならではの独特な雰囲気を醸し出すKite(カイト)。このテキスタイルは数ヵ月にも及ぶ開発と手織り機での試行錯誤の結果生み出されました。
目に飛び込んでくる美しい色と柄について解説します。
キルティングのテクスチャー
一般的なキルティングは2枚の生地を縫い合わせた部分により、菱形が生まれます。まさか2枚のランチョンマットを重ねるわけにはいかないので、綾織りの応用で織っています。組成自体は複雑ではなくモザイク柄と同じような手法です。
しかしグラデーションを取り入れているので糸の使用量が倍です。他の円形サイズのランチョンマットが80~90g/枚に対して、Kiteは120~130g/枚と1.5倍の糸を使っています。
だたのキルティングの菱形デザインでは終わらないのがチルウィッチの凄みです。なんと風を受けた凧(タコ)のように、糸を湾曲させて躍動感と立体感を生み出しています。
独特な配色:Gemstone
ジェムストーン(宝石)は、鮮やかな赤、緑、シルバーから構成されています。シルバーの菱形は青がかって見えますが、糸単体はライトグレーとシルバーのバイカラーヤーンです。赤、緑、地の濃紺の周辺色の色彩効果を活用しています。
ここまで表裏がはっきりしているデザインも珍しいです。手織り絨毯の裏と表のようです。
モノトーンのグラデーション:Moonlight
地はチャコールグレーで、3色ベージュとシルバーにより菱形を生み出しています。ベージュとシャンパンゴールドのバイカラーヤーン、コントラストの対比などの色彩効果を活用しています。
色のグラデーションと糸を湾曲させた相乗効果により立体感が生まれています。光の照射や角度により表情が変わるテキスタイルです。
玄関、キッチン、ラグマットも展開しています。