Ribweave/リブウィーブの豆知識
シンプルで爽やかな演出にぴったりなRibweaveのテキスタイルは、複雑なテクニックにより実現しています。
畝織り(ウネ)という、表面が立体的に盛り上がる平織りを発展させた手法を用いています。
※畔織り(アゼ)、コーデュロイなども同類の織りです。スウェットの裾や、セーターの袖のリブは編物/ニットなので別の手法です。
一般的なコーデュロイのパンツの場合のウネ(ストライプ)は1種類の糸で織り上げます。
Ribweaveはウネに躍動感を与えるために、3つの工夫を施しています。Birch色で解説します。
1つ目は2種類の太さの糸を使用しています。それを1・2・4・5本の4パターンに束ね、太さの異なるタテ糸を作り上げています。
2つ目はそれらを束ねる際に、交差(ツイスト)させることにより糸に厚みと歪みを与えます。
この2つの方法により不均一な糸を物理的に生み出しています。
3つ目はバイカラーヤーン(1本の糸に2色)により視覚的に陰影・強弱を生み出しています。この糸を束ねたり、ツイストさせることにより立体感が生み出されます。
ヨコ糸は、透明感のあるシルバーを採用することにより、控えめな煌めきが生み出されています。
Birch色以外にも、Pearl、Indigo、ButterScotch、TigerEye、Spice の6色展開です。高度なテクニックを駆使したRibweaveでスタイリッシュなコーディネートをお愉しみください。